季刊保育問題研究276号
特集1 平和とは何かをじっくり考える
特集2 第32回 全国保問研 夏季セミナー報告「いま求められる身体づくり―運動の実践を考える」
特集1では「平和とは何かじっくり考える」をテーマにしています。
本テーマは、現在を生きている私たち一人一人に突き付けられた問題提起となっています。
それと同時に、これから生まれ育ちゆく子どもたちにも大きな影響を及ぼすテーマといえます。
私たちはその両者にかかわりがある立場にあると考え、特集を組むことにしました。
本号には、保育実践者・保護者・研究者という保育・子育てに携わる様々な人たちの視点が
盛り込まれています。
特集2では「いま求められる身体づくり―運動の実践を考える」と題して開催された
夏季セミナーの報告を取り上げています。平成に入って、あらゆる基本的な動作・行為を
機械やリモコンが取って代わってやっていくれる時代になり、ますます子どもの身体を
豊かに育てることが困難になってきています。今日においては「抱きにくい」
「身体が硬い」など、乳児期から気になる姿がたくさん報告されるようにもなっています。
本編は5本の実践報告(0~5歳児)や乳児・幼児に分かれての分散会委報告など、
盛りだくさんの内容となっています。