季刊保育問題研究294号
私の保育実践・保育観 〜今だからこそ大切にしたいもの
第一特集は「私の保育実践・保育観~今だからこそ大切にしたいもの」です。
子ども子育て支援新制度が施行され、待機児童解消を名目に保育士資格を持たない者でも
保育を行うことができるようになり、保育の質の低下に拍車がかかることが懸念されています。
また、指針や要領に「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が示され、
国の圧力・介入への不安感の高まりや混乱が予想されます。
このような厳しい状況の中だからこそ大切しなければならない
「目の前の子どもたちの姿から保育実践に臨むこと」を、
幼稚園・保育所の七人の実践者がそれぞれに立場から提案を行っています。
第二特集として、第35回全国保問研夏季セミナー(「一人ひとりが「生活の主体」として育つ乳児保育」)の報告を掲載しています。